NEW: サステナブルな暮らしはステータスか、責任か。現代版ノブレス・オブリージュと“実験する余白”
サステナブルな暮らしは趣味か、それとも義務か?ウルリッヒ・ベックの「リスク社会」論から現代のノブレス・オブリージュを再定義。「高貴さ」の新しい物差しを探ります。
こんにちは、IDEAS FOR GOOD編集部です。新たな1週間の始まりに、世界中に散らばるソーシャルグッドなアイデアをお届けします。
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サステナブルな暮らしはステータスか、責任か。現代版ノブレス・オブリージュと“実験する余白”
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データを可視化し、思いをつなぐ。サーキュラー建築を支えるマテリアル循環プラットフォーム「matinno」の挑戦
建設業はCO2排出や資源消費の大きな要因です。循環型建築への転換が進む中、NewNormDesignは建材情報を可視化・循環させるプラットフォーム「matinno」を開発しました。素材をつなぎ直し、都市全体で循環を実装する新たなインフラを目指しています。
AIは、誰のために賢くなるのか。“投資の非対称性”から読み解く
AIは私たちの生活を便利にする一方で、膨大な資源消費と投資の偏りを伴っています。パリのChangeNOWで問われたのは、「その知性は誰のためにあるのか」。スローAIという視点から、これからの技術との向き合い方を考えます。
「脱化石燃料」を議論する初の国際会議。フランスが2050年全廃計画を提示
コロンビアで初めて開催された脱化石燃料の国際会議。フランスは2050年までに化石燃料を全面廃止する計画を示しました。COPの限界を超えたこの動きは、エネルギー転換が安全保障の問題へと変わりつつある現実を浮き彫りにしています。
PODCAST
ポッドキャスト
共働きに疲れた女性たちが、専業主婦という「特権」に憧れる理由。トラッドワイフ現象を読み解く NEW!
SNSでよく見かける、完璧に整えられたキッチンで手作りの食事を作り、夫を立てる「トラッドワイフ(伝統的な妻)」たち。一見すると、憧れの「丁寧な暮らし」の極みのように見えますが、なぜ今、世界中でこのトレンドが再燃しているのでしょうか?この「トラッドワイフ」という現象を切り口に、現代のジェンダー観や、私たちが抱える「豊かさ」への渇望について語り合います。
いまこそ、「唯一の正解」を捨てるとき。複雑さを抱え続けるための知性とは
私たちはいつから、「正しい答え」を出すことだけが知性だと思い込んでしまったのでしょうか?複雑に絡み合う現代社会において、たった一つの正解を求めることは、時に「知性の喪失」を招いています。Dark Matters LabのIndy Joharが提唱する「マルチ・ソルブ(多重解決)」という概念をヒントに、葛藤を排除せず、むしろその中でどう行動し、設計していくのかを語り合います。成熟した知性のあり方とは?
「成長」という物語の終わり。パリで目撃した、新しい経済の設計図
これまでビジネスの現場では「いかに経済成長を維持しながら環境を守るか」が議論されてきました。しかし、今年の会場では「そもそも、経済成長を前提としない社会はどうつくるのか?」という、より根本的な問いが、ビジネスの最前線で熱狂的に議論されていたのです。パリで開催された世界最大級のサステナビリティ・サミット「ChangeNOW 2026」で私たちが目撃した、決定的な風向きの変化について語り合います。
INFO
編集部からのお知らせ
【明日@オンライン】その技術は、誰の未来を“ひらく”のか。 伝統技術のアーカイブから捉え直す「豊かさ」の定義(Climate Creative Cafe 22)
テクノロジーは、私たちの生活を劇的に効率化し、かつてない「豊かさ」をもたらしてきました。しかし、その一方で現代社会は、異常気象や生物多様性の損失、社会の分断といった深刻な危機に直面しています。「豊かになったはずなのに、なぜ未来への不安は募るのか」──この矛盾の背景には、効率や生産性、経済成長の最大化を前提に設計されてきた「テクノロジーのあり方」そのものが関わっているのかもしれません。
効率を追い求めた結果、私たちは地球の限界を露呈させ、大切な文化や繋がりを失いつつあります。しかし、社会の“当たり前”とは違う方向へと舵を切る後押しができるのもまた、テクノロジーの力です。現代の発展した技術は、単なる効率化のツールを超えて、人と自然を幸せにする新しい「豊かさ」へと私たちを導くことができるのでしょうか。
今回のClimate Creative Cafeでは、DENSO DESIGNの吉岡裕記さんをゲストに迎え、この根源的な問いに向き合います。吉岡さんが推進する「TECHNO GRAPHICAL DATA ARCHIVE」は、3Dスキャンやデータ解析を用いて伝統技術の「身体知」をデジタルアーカイブし、2040年の未来からバックキャストしてその価値を問い直すプロジェクトです。最先端の技術を用いて、あえて「効率」の対極にあるような工芸の知恵を救い出す。その実践から、これからの企業やデザインが持つべき「未来への姿勢」を探求します。
開催概要
日時: 2026年5月19日(火)17:00〜19:00
場所: オンライン(Zoom)
登壇者: 吉岡 裕記 氏(DENSO DESIGN インハウスアーティスト)/仲原 菜月(IDEAS FOR GOOD編集部)/中村 優花(株式会社メンバーズ)
費用: 無料
【5/21オンライン】成長なき豊かさに「憧れる」ことはできるのか?〜欧州サステナビリティ最前線・パリChangeNOW報告会〜
2026年4月、パリで開催された世界最大級のポジティブ・インパクト・サミット「ChangeNOW」。その熱狂の中で、経済学者ティモシー・パリック氏は衝撃的な言葉を投げかけました。私たちがこれまで疑わずに信じてきた、環境負荷と経済成長を切り離す「グリーン成長」という概念を、彼は「詐欺(Scam)だ」と断言したのです。
現在、多くの企業が「成長を止めずにサステナブルであること」を目指しています。しかし、効率化や技術革新だけで地球の限界を突破しようとする試みは、もはや限界を迎えているのかもしれません。私たちが追い求めてきた「無限の成長」という前提そのものが、実は環境破壊を加速させ、紛争や気候危機の火種になっているのではないか? という本質的な問いが、今、ヨーロッパのビジネスの最前線で突きつけられています。
今求められているのは、単なる「改善」ではなく、社会の構造そのものを入れ替える「システム移行」です。資源輸入への依存を断ち切り、欧州条約の中に「充足(Sufficiency)」を義務づける法的動きや、富の上限を設定する「リミタリアニズム(限界主義)」の議論。そこには、危機感だけではない、新しい時代への「憧れ」で社会を動かそうとするイマジネーションの力があります。「成長を前提としない社会で、私たちはどう豊かに生きるのか?」現地パリで時代の風向きが変わる瞬間を肌で感じたチームが、そのリアルを皆さんと共に探求します。
開催概要
日時: 2026年5月21日(木)18:00〜19:00
場所: オンライン(Zoom)
登壇者:伊藤 恵(IDEAS FOR GOOD編集部、イギリス在住)/富山 恵梨香(IDEAS FOR GOOD編集部、フランス在住)
費用: 1,000円(アーカイブ動画付き)
【6/3オンライン】グリーン製品・サービスが売れる市場を創る〜サステナビリティ領域のコミュニケーションのあり方とは〜
Sponsored by 株式会社メンバーズ
いま、マーケティングという営みそのものが、大きな転換点を迎えています。かつては「消費を促し、経済を回すこと」がその主役でしたが、地球環境が限界に達しつつある現代、従来の「売るための仕組み」は、そのあり方を根本から問い直されています。
私たちは、マーケティングを単なる消費のツールではなく、持続可能な社会を共創するための「推進力」へと進化させることはできるのでしょうか?
今回のイベントでは、この挑戦を具体的に進めるための指針として、新たに策定された「グリーン マーケティング ガイドライン:コミュニケーション編」を紐解きます。アカデミアの知見、サントリーなどの事業会社の実践、そして欧州の生活者視点。これらを掛け合わせ、グリーンウォッシュの懸念を越えて、誠実な想いを「価値」として届けるための道筋を議論します。
これからの時代、ブランドが社会と結ぶべき「新しい約束」とは?社会課題の解決をビジネスの成長へと繋げたいと願う皆さま、ぜひお気軽にご参加ください!
開催概要
日時: 2026年6月3日(水)16:30〜18:00
場所: オンライン(Zoom)
登壇者: 青木 茂樹 氏(駒澤大学 教授)/北村 暢康 氏(サントリーホールディングス株式会社)/伊藤 恵(ハーチ株式会社)/原 裕(ハーチ株式会社)/倉岡 美亜(株式会社メンバーズ)
費用: 無料
【短編映画リペアカフェ・全国に上映拡大中】IDEAS FOR GOODオリジナルドキュメンタリーを鑑賞しませんか?
「修理したいのはモノだけじゃなかった」
お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる、オランダ発祥のリペアカフェ。実は彼らの役目は、モノを修理するだけではない。
離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」……
リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある。
企業、行政、教育機関、地域コミュニティ向けに『リペアカフェ』の自主上映プランをご用意しています。映画の上映会を通じて、リペアムーブメントを一緒に盛り上げませんか?
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