NEW: 気候変動を「自分ごと」にするには、残業をなくせ?デンマークでの自然な行動変容の仕掛け
心に余白がないと、環境問題を知ることも、未来のルールを楽しく作り直すこともできない──デンマーク在住のニールセン北村朋子さんが語る、我慢しない社会変革とは。
IDEAS FOR GOOD Newsletter 2026.03.09
こんにちは、IDEAS FOR GOOD編集部です。新たな1週間の始まりに、世界中に散らばるソーシャルグッドなアイデアをお届けします。
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北欧発、食ロス削減アプリ「Too Good To Go」が日本上陸。余剰を“おいしい”に変える仕組みとは
デンマーク発アプリ「Too Good To Go」が日本で記録的なスタートを切りました。日常の“おいしい選択”は、社会を変える一歩になり得るでしょうか。日本法人代表へ取材しました。
経済は文化を支える「手段」になれるか。ニューヨーク、48年続く巨大素材倉庫の実験に学ぶ
廃棄されるはずだった2,800トン超の資材が、ニューヨークで“文化”に生まれ変わっています。都市の余剰は、本当にごみなのでしょうか。48年続く資源循環の実践から、東京での共創の可能性を考えます。
アムステルダム市、人々の行動変容を促すアプリ「Shift」を公開。2050年に向けた完全循環経済への移行を加速
分別制度はあっても、修理先や借りられる場所は意外と分かりません。アムステルダム市のアプリ「Shift」は、郵便番号から地域の循環活動を可視化します。小さな選択を、都市の移行につなげる仕組みです。
PODCAST
ポッドキャスト
給料が出る「友情時間」。スウェーデン発、孤独を減らす新しい福利厚生 NEW!
勤務中に友達と話す時間に給料が出る──そんな「友情休暇」を、スウェーデン最大級の薬局チェーンが導入しました。孤独を個人の問題ではなく公衆衛生の課題と捉え、つながりを制度で支える試みです。本エピソードでは、その背景にある国家戦略や企業の視点、日本社会との比較を通して、「自由」と「つながり」のあいだで私たちは何を選ぶのかを考えます。
パリでは自転車が移動主流に?文化としてのサステナビリティの育て方
パリではここ数年、自転車の風景が劇的に変わりました。2018年から2023年の5年間で自転車交通量は約240%増加し、中心部では移動の10回に1回以上が自転車に。けれど、この変化は単なる交通政策の成果なのでしょうか。サステナビリティは、義務として広げるものか。それとも、文化として育てるものか。パリの自転車政策から「どんな街で生きたいか」という問いを考えます。
なぜ私たちは、ドアの覗き穴から人がいないと確認してから家を出るようになったのか?【読者からの問い】
今回のポッドキャストでも、編集部の「問いのワークショップ」から生まれた問いを起点に、都市化や住環境の変化、孤独や不安の正体を考えます。小さな身体的行動の裏にある社会構造や、安心と引き換えに失われてきたものとは何か。海外の事例も交えながら、日常の違和感を社会の問いへとひらいていきます。
INFO
編集部からのお知らせ
【3/22開催】星天めぐる芸術祭 2026 めぐるを、めぶく。 Bloom in Circulation
「生きかたを、遊ぶまち」をコンセプトに掲げる相鉄線「星川・天王町」間をつなぐ高架下施設「星天qlay(クレイ)」に拠点をもつ PILE -A collaborative studioと、IDEAS FOR GOODを運営するハーチ株式会社が、 昨年に続き2回目の芸術祭「星天めぐる芸術祭 2026」を開催します(昨年度の様子はこちら)。
昨年に続いて今年も舞台となるのは、相鉄線「星川」駅直結の2階部分にある、がらんとしたスペース。普段は使われていない都市の隙間が、笑顔がめぐる場所へと生まれ変わります。
今年はその内容として、地域のアーティストによる複数の展示とワークショップ、そして都市や循環、アートをテーマにした2つのトークセッションをお届けします。
星天めぐる芸術祭2026のコンセプト「めぐるを、めぶく。」
めぐるとは、
戻ること。つながること。
時間や手を渡りながら、続いていくこと。
めぶくとは、
止まっていたものが、ふたたび動き出すこと。
目に見えなかった循環が、かたちとしてあらわれること。
春は、何かが突然はじまる季節ではない。
見えないところで続いていた循環が、
ふと、地上に顔を出す季節だ。
捨てられなかったもの。
余っていたもの。
行き場をなくしていた時間や想い。
それらは、ただ止まっていたのではなく、
芽を出す順番を待っていただけなのかもしれない。
循環は、正しさの仕組みでも、効率の計算でもない。
それは、日常に根ざした、あそびのある、
いのちのリズムだ。
花が咲くように、
人の創造性も、まちの可能性も、
めぐりのなかで、ひらいていく。
芽吹きは、ここから。
イベント概要
日時:2026年3月22日 (日) 11:00〜18:00
会場:星天qlay Bゾーン中層階スペース「Sta.R」(相鉄線「星川」駅直結)
費用:入場無料(※一部ワークショップは有料・事前予約優先)
主催:横浜市、PILE -A collaborative studio(合同会社Route Design)、Circular Yokohama(ハーチ株式会社)
後援:株式会社相鉄アーバンクリエイツ、株式会社相鉄ビルマネジメント
TALK SESSION 1:創造都市 × 循環「創造都市と循環は、どこでつながっているのか?」
気候危機や資源制約など様々な環境・社会課題が複雑に絡まり合うなかで、人口370万人を抱える大消費地・横浜は、市民一人ひとりが持つ創造性を活かし、どのような持続可能な都市の未来像を描くことができるでしょうか。
建築、都市構造、創造都市政策、アート拠点形成。それぞれ異なる領域で進められてきた実践のなかで、創造性と循環は、都市のどこでどのように結びつきうるでしょうか。
本セッションでは、創造都市と循環をテーマに、横浜市芸術文化振興財団にて「アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)」を立上げ、横浜の創造都市施策を形作ってきた杉崎栄介さんと、2025年10月にオープンした新たな創造界隈拠点「BankPark YOKOHAMA(旧第一銀行横浜支店)」を運営する竹中工務店にて、同社のサーキュラーデザインビジョン・戦略「サーキュラーデザインビルド®」を推進する福井彰一さんをゲストに招き、文化・芸術と循環が都市の中でどのように交じりあい、そのあいだにどのような可能性がめぶくのか、皆様と議論を深めていきます。
時間:15:00-16:00
定員:20名
費用:無料・事前申し込み制(Peatixから)
登壇者:
福井 彰一さん|株式会社竹中工務店 経営企画室 サステナビリティ推進部 シニアチーフエキスパート
杉崎 栄介さん|ARTS COMMISION YOKOHAMA
加藤 佑 |ハーチ株式会社 代表取締役 / ファシリテーター
TALK SESSION 2:創造都市 × 芸術「非日常と日常のあいだで、生き続けるアート」
国際展や芸術祭といった非日常の出来事として都市に現れるアート。一方で、アートセンターや創造拠点、人が働き、暮らす場のなかで、日常的に関わり続けられるアートもあります。アートは、特別な時間だけに存在するものなのでしょうか。それとも、展示やイベントが終わったあとも、暮らしの中で、かたちを変えながら生き続けているのでしょうか。
本セッションでは、横浜美術館国際グループにて現代アートの国際展「横浜トリエンナーレ」の企画・運営に携わる里見有祐さんと、星天qlayにてクリエイター向けコワーキングスペース「PILE -A collaborative studio-」を運営する津田賀央さんをゲストに招き、大規模なアートプロジェクトに関わる立場、創造的な活動が日常的に行われる拠点を運営するそれぞれの立場から、臨海部と内陸部のアート拠点としてのコントラストも踏まえた上で、アートが非日常と日常のあいだでどのように人や場所と関わり、どんな役割を果たしうるのかを考えていきます。
完成した作品だけでなく、プロセスや運営、場との関係性を含め、都市における「生き続けるアート」とは何かを問い直すトークセッションです。
時間:17:00-18:00
定員:20名
費用:無料・事前申し込み制(Peatixから)
登壇者:
里見 有祐 さん |横浜美術館 国際グループ
津田 賀央 さん |PILE / Route Design合同会社 代表
永野 祐子|ハーチ株式会社 CDO / ファシリテーター
【短編映画リペアカフェ・全国に上映拡大中】IDEAS FOR GOODオリジナルドキュメンタリーを鑑賞しませんか?
「修理したいのはモノだけじゃなかった」
お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる、オランダ発祥のリペアカフェ。実は彼らの役目は、モノを修理するだけではない。
離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」……
リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある。
企業、行政、教育機関、地域コミュニティ向けに『リペアカフェ』の自主上映プランをご用意しています。映画の上映会を通じて、リペアムーブメントを一緒に盛り上げませんか?
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