NEW: 生理用品を「日常」の一部へ。必須制服のリストに吸水ショーツを追加する南米のプロジェクト
「制服として、ブレザー、スカート……“生理用品”を用意すること」コロンビアで、学校指定の制服リストに、吸水ショーツを入れ込むプロジェクトが始動。タブー視される生理について話すきっかけを作ります。
IDEAS FOR GOOD Newsletter 2026.03.16
こんにちは、IDEAS FOR GOOD編集部です。新たな1週間の始まりに、世界中に散らばるソーシャルグッドなアイデアをお届けします。
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INFO
編集部からのお知らせ
【3/22開催】星天めぐる芸術祭 2026 めぐるを、めぶく。 Bloom in Circulation
「生きかたを、遊ぶまち」をコンセプトに掲げる相鉄線「星川・天王町」間をつなぐ高架下施設「星天qlay(クレイ)」に拠点をもつ PILE -A collaborative studioと、IDEAS FOR GOODを運営するハーチ株式会社が、 昨年に続き2回目の芸術祭「星天めぐる芸術祭 2026」を開催します(昨年度の様子はこちら)。
昨年に続いて今年も舞台となるのは、相鉄線「星川」駅直結の2階部分にある、がらんとしたスペース。普段は使われていない都市の隙間が、笑顔がめぐる場所へと生まれ変わります。
今年はその内容として、地域のアーティストによる複数の展示とワークショップ、そして都市や循環、アートをテーマにした2つのトークセッションをお届けします。
星天めぐる芸術祭2026のコンセプト「めぐるを、めぶく。」
めぐるとは、
戻ること。つながること。
時間や手を渡りながら、続いていくこと。
めぶくとは、
止まっていたものが、ふたたび動き出すこと。
目に見えなかった循環が、かたちとしてあらわれること。
春は、何かが突然はじまる季節ではない。
見えないところで続いていた循環が、
ふと、地上に顔を出す季節だ。
捨てられなかったもの。
余っていたもの。
行き場をなくしていた時間や想い。
それらは、ただ止まっていたのではなく、
芽を出す順番を待っていただけなのかもしれない。
循環は、正しさの仕組みでも、効率の計算でもない。
それは、日常に根ざした、あそびのある、
いのちのリズムだ。
花が咲くように、
人の創造性も、まちの可能性も、
めぐりのなかで、ひらいていく。
芽吹きは、ここから。
イベント概要
日時:2026年3月22日 (日) 11:00〜18:00
会場:星天qlay Bゾーン中層階スペース「Sta.R」(相鉄線「星川」駅直結)
費用:入場無料(※一部ワークショップは有料・事前予約優先)
主催:横浜市、PILE -A collaborative studio(合同会社Route Design)、Circular Yokohama(ハーチ株式会社)
後援:株式会社相鉄アーバンクリエイツ、株式会社相鉄ビルマネジメント
TALK SESSION 1:創造都市 × 循環「創造都市と循環は、どこでつながっているのか?」
時間:15:00-16:00
定員:20名
費用:無料・事前申し込み制(Peatixから)
登壇者:
福井 彰一さん|株式会社竹中工務店 経営企画室 サステナビリティ推進部 シニアチーフエキスパート
杉崎 栄介さん|ARTS COMMISION YOKOHAMA
加藤 佑 |ハーチ株式会社 代表取締役 / ファシリテーター
TALK SESSION 2:創造都市 × 芸術「非日常と日常のあいだで、生き続けるアート」
時間:17:00-18:00
定員:20名
費用:無料・事前申し込み制(Peatixから)
登壇者:
里見 有祐 さん |横浜美術館 国際グループ
津田 賀央 さん |PILE / Route Design合同会社 代表
永野 祐子|ハーチ株式会社 CDO / ファシリテーター
【3/30開催】Refuturing: Material 素材と対話する。「価値」を再定義する、応答としてのサーキュラーデザイン
素材(Material)の語源を遡ると、Mater(母)という意味にたどり着きます。私たち人間を含む、あらゆる生命の生みの親である地球が長い時間をかけて蓄積した、あるいは生成し続けている多様な素材は、目に見えるところ、見えないところで私たちの文明や産業、暮らしを支えています。
しかし、2050年までに世界人口は約100億人へと到達し、2060年までに世界の資源利用量は約2倍に増加すると予測されているなか、サーキュラーエコノミーという大号令とは裏腹に、世界と経済成長とマテリアル・フットプリントとのデカップリング(分離)は全く実現されていません。資源の制約をめぐる緊張関係が高まり続けており、「マテリアル・セキュリティ(資源安全保障)」が国や企業にとって循環経済を推進する主要な動機となってきています。
このようなタイミングだからこそ、改めて母なる地球より人類が預かった恵みである「マテリアル(素材)」の意味について再考し、素材との関係性を結び直す必要があるのではないでしょうか。
今回の「Refuturing」は、素材をテーマに人間と自然との関係性を問い直し、素材との対話を通じて立ち現れる価値の本質と、自然に対する制御ではなく「応答」としてのサーキュラーデザインの可能性について、参加者の皆様とともに考えていきます。
ゲストには、長野県諏訪市にて、地域の事業者らと連携しながらガラスの循環プロジェクトを進める素材メーカー・AGC株式会社の中川浩司さん、香川県高松市にて、かつて世界的彫刻家のイサム・ノグチも愛した「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれる高級石・庵治石の繊細な加工により生まれたプロダクトブランド「AJI PROJECT」を展開する株式会社蒼島の二宮力さんをお迎えします。
素材という視点から循環経済のありかたを再考してみたい方、自然と人間との調和的な関係性や、地域の自然環境・風土・文化に根ざしたサーキュラーデザインのあり方を模索している方、ガラスや石のプロダクトデザインに興味がある方など、循環する未来の実現に向けてヒントを得たい方はぜひお気軽にご参加ください。
イベント概要
日時:2026年3月30日(月)18:00-20:00(開場:17:50)
定員:30名(先着順)
場所:オンライン(Zoomで配信いたします)
参加費用:一般2,000円(会員割引あり)
当日の流れ
18:00:オープニング・イントロダクション
18:10:インスピレーショントーク
中川浩司さん(AGC株式会社):諏訪におけるガラスのサーキュラーエコノミーの取組み(30分)
二宮力さん(株式会社蒼島):AJI PROJECTの取組みと READY MADE(30分)
19:15:パネルディスカッション
テーマ「素材との対話から考える。価値とは何か?」
19:40:質疑応答
19:55:クロージング
20:00:終了
※ 上記予定は変更する場合もございます。
【短編映画リペアカフェ・全国に上映拡大中】IDEAS FOR GOODオリジナルドキュメンタリーを鑑賞しませんか?
「修理したいのはモノだけじゃなかった」
お店では修理を受け付けてくれない壊れた家電や服、自転車など、あらゆるものを地域のボランティアが無料で直してくれる、オランダ発祥のリペアカフェ。実は彼らの役目は、モノを修理するだけではない。
離れ離れになった家族の「思い出」、疎遠になりつつある地域の「コミュニティ」、捨てることを前提に成り立つ消費社会の「システム」……
リペアカフェにはどのような人とモノが集うのか?壊れかけた「モノ以上のもの」を直す人々の物語がここにある。
企業、行政、教育機関、地域コミュニティ向けに『リペアカフェ』の自主上映プランをご用意しています。映画の上映会を通じて、リペアムーブメントを一緒に盛り上げませんか?
イベント広告の掲載について
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